国道2号線から見る夕焼け
水害被害の傷跡もまだ随所に残っていますが、岡山の物流の大動脈である国道2号線や山陽自動車道、JR伯備線などのインフラは予定を上回る速さで復旧されました。
岡山市南部を東西に結ぶ物流の大動脈、国道2号線バイパスは、今から10年前の2008年に旭川大橋から大樋橋までが高架道路となり、備前大橋近くの浅川から大樋橋まで立体交差で結ばれています。
大樋橋西詰交差点では岡山外環状線の西バイパス(180号バイパス)との立体交差事業も進められ、全国的にも珍しい1桁国道の2号線の上を180号線が通るという苦肉の策がとられます。
一般的には1桁国道が優先され、下位の国道の上を通過するというのが一般的ですが、構造上の問題と2号線を通行止めにできず迂回道路の確保もできないため、このような方法がとられることとなりました。
いずれにしても岡山外環状線が全線開通すると、物流・運輸輸送のスピードアップ、移動時間の短縮など、岡山市の経済効果もアップすると思われます。
吉備SAのスマートインターとの接続部分、そして大樋橋から岡南大橋に至るまでの部分の開通でも、現在の岡山IC付近の渋滞解消につながるものと期待しています。
Photo by ナタデココ
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